可憐な高山植物が彩る大自然から、爽やかな風が心地よい高原リゾートまで。標高の高い場所ならではの開放感と、四季折々に表情を変える景観は格別です!
今回は日本各地にある、一度は訪れてみたい「高原の絶景スポット」についてピックアップしてみました。
レアな植物たちに出会える高原!
まずは、豊かな自然環境がひろがる高原について。私たちが普段あまり目にすることがない、可憐な花々咲き誇ります!
尾瀬 [福島県、群馬県、栃木県、新潟県]

「尾瀬(おぜ)」は、福島県・栃木県・群馬県・新潟県の4県にまたがる盆地状の高原。
高さ100m、幅30mにおよぶ大瀑布「三条ノ滝」や、度重なる噴火でゴツゴツとした5つの山頂を持つ活火山「燧ヶ岳(ひうちがたけ)」、燧ヶ岳の山体崩壊によって沼尻川がせき止められたことでできた「尾瀬沼」など、自然が創り出した名所が数多くあります。
そして何より、「夏の思い出」の歌でも有名なミズバショウをはじめ、湿原ならではの様々な貴重な植物群が見られることで知られています!
また朝日が霧に差し込んだときに、七色ではなく“白い虹”が見えることもあるそうです。
日光霧降高原 [栃木県]

栃木県日光市にある「霧降高原(きりふりこうげん)」は、赤薙山(あかなぎさん)斜面に広がる標高約1,200mの高原地帯で、高山植物の宝庫です。春には色とりどりのツツジ、秋は紅葉、冬にはスノーシューと年間を通して豊かな自然を堪能できます。
名所のひとつである、標高1350〜1600mに広がるキスゲ平園地は「ニッコウキスゲ」の群生地として知られ、6月下旬~7月中旬には一面に広がるニッコウキスゲが黄色い花を咲かせます!
スロープ状の散策路と天空回廊に続く階段が整備されいるので、気軽に散策を楽しむことができます。
弥陀ヶ原 [富山県]

富山県・立山町にある「弥陀ヶ原(みだがはら)」は、立山火山の活動で形成された東西4km、南北2kmに広がる火砕流台地です。
標高は1,600mから2,000m程度。湿地の保存に関する国際条約「ラムサール条約」に登録され、約3,000個もの池塘(ちとう)と呼ばれる小さな池や水たまりを見ることができます。
また、綿毛のようにフワフワした「ワタスゲ」や、季節ごとに姿を変える「チングルマ」など、めずらしい高山植物にも出会えます!
雪が残る6月は雪原トレッキングが楽しめ、9月下旬から10月中旬には湿原の草木が紅葉し、冠雪間近の大日岳(だいにちだけ)を見ることができます。
牧歌的な風景がひろがる高原!
続いては、これぞ高原といった、のどかな風景が見渡すかぎり広がる高原について。ただ眺めているだけでも癒されますね!
朝霧高原 [静岡県]

「朝霧高原(あさぎりこうげん)」は、富士山西麓の標高700~1,000mに広がる高原で、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。
5月から8月にかけて朝に霧が立ち込めやすく、それが名前の由来となっているそうです。
全国でも有数の酪農地帯で、富士山を背景に、牛たちが草を食む牧歌的な風景が広がり、周辺には観光牧場や道の駅もあります!
清里高原 [山梨県]

山梨県北杜市・八ヶ岳連峰の南麓に位置する「清里高原(きよさとこうげん)」は、緩やかに広がる裾野と、富士山・南アルプスなど3,000m級の山々とのコントラストが美しい高原。
四季折々の自然を楽しめるほか、のどかな牧場や森の美術館など、さまざまな施設やショップが揃う「高原リゾート」です!
なかでも、清里高原のシンボルともいえる観光・宿泊施設が 「清泉寮」で、富士山を望む大パノラマや、名物の濃厚ソフトクリームなどが人気となっています。
蒜山高原 [岡山県]

岡山県真庭市北部の蒜山地方に位置する「蒜山高原(ひるぜんこうげん)」は、雄大な自然と多彩な観光スポットが集まる西日本屈指の高原リゾートです。
雄大な山々と、放牧中のジャージー牛がのんびりと草を食む様子が眺められる「ひるぜんジャージーランド」や、蒜山高原の山ぶどうで造ったワインを堪能できる「ひるぜんワイナリー」、ラベンダーやハーブ、四季折々の植物を栽培している「蒜山ハーブガーデン ハービル」など、観光スポットも多彩です!
また、ジャージー牛乳を使ったスイーツや乳製品、ひるぜん焼そば、ジンギスカンなど、蒜山ならではのグルメも楽しめます。
草千里ヶ浜 [熊本県]

熊本県阿蘇市にある「草千里ヶ浜(くさせんりがはま)」は、阿蘇山の世界最大級のカルデラ地形の上に広がる、785,000平方メートルもの大草原。雨水が溜まってできたといわれる池とのコントラストが、大変美しいです。
ダイナミックに噴煙を上げる中岳を望み、放牧された牛や馬が草を食んでいる牧歌的な風景は、阿蘇の代表的な風景の一つです。
その見事さは、明治から昭和にかけて多くの歌人に詠まれてきたほどです。
また季節ごとに違った表情が楽しめ、草原を一周できる引き馬乗りも人気となっています。
360度の大パノラマ・ビュー!
こちらでは、雄大な山々にぐるっと囲まれ、視界を遮るものもない、まさに最高のロケーションでの「絶景パノラマ」に注目!
美ヶ原 [長野県]

八ヶ岳中信高原国定公園の最北に位置する「美ヶ原高原」は、長野県松本市・上田市・長和町にまたがる、日本一広い高原大地。その中心には日本百名山のひとつ、標高2,034mの主峰・王ヶ頭がそびえます。
美ヶ原高原は、台地となっていて周囲の眺望をさえぎるものはなく、富士山や北アルプス、南アルプス連峰、御嶽山など、百名山のうち40以上もの山を見渡すことができます!
散策コースはいくつかありますが、なかでも整備された遊歩道「美ヶ原パノラマコース」や、南北アルプスをはじめ御嶽山や乗鞍岳がよく見えるハイキングルートの「アルプス展望コース」が人気です。
高原一面にひろがるお花畑!
続いては、高原地域にある「お花畑」に注目。広大な敷地が、綺麗な花々で埋め尽くされる光景は、とても感動的です!
三ノ倉高原 花畑 [福島県]

福島県喜多方市の「三ノ倉高原」は、会津盆地が一望できる最高のロケーションにあります。
冬には三ノ倉スキー場として稼働しますが、シーズンオフには、ゲレンデなど約8haを利用して、春は菜の花、夏から秋にかけては東北最大の約250万本のヒマワリが咲き誇るお花畑が広がります。
また、ヒマワリの見頃にあわせて「三ノ倉高原花畑ひまわりフェスタ」も行われます。
見晴らしの丘には、菜の花やヒマワリの花言葉にちなんで「幸福の鐘」が設置されいて、思い思いに願いを込めて鐘を鳴らすこともできます。
生駒高原 [宮崎県]

「生駒高原」は、雄大な霧島連山を背景に約90,000平方メートルの広さを誇る高原です。
春は35万本の菜の花と約15万本のアイスランド・カリフォルニアポピー、6月はアジサイ、9月中旬からはモコモコとしたフォルムのコキアが楽しめます。10月上旬からは約100万本のコスモスが高原一面を彩ります。
また、コスモスの見頃にあわせて「生駒高原コスモスまつり」が開催され、地元の事業者が出店するフードガーデンやマルシェ、物産市など、“食欲の秋”を盛り上げてくれます。