日本の海岸×絶対に見たい風景20選★日本三景から、ダイナミックな断崖まで

エンジェルロード/香川県

海と大地がつくり出した壮大な断崖から、穏やかな海に映える美しい浜辺まで。長い年月をかけて波や風が生み出した風景には、その場所ならではの多彩な魅力があります!

今回は日本各地にある、一度は訪れてみたい「海岸の絶景スポット」について見ていきたいと思います。

やっぱり素晴らしい「日本三景」!

まずは超がつくほど有名な「日本三景」から、まさに自然が生み出した芸術ともいえる二つのスポットについて!
(※宮島については、また別のテーマで取り上げたいと思います!)

松島 [宮城県]

松島/宮城県
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日本三景に数えられる「松島(まつしま)」は、松島湾内外に浮かぶ260余りある島々の総称です。地殻変動や地盤沈下、海面上昇などを経て、約5000年前に現在の松島の景観がつくられたと考えられています。

自然が造りあげた松島の風景美は、陸地からの眺めと、観光遊覧船からの眺めではひと味違った魅力があります。また、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、まさに四季折々の美しさに出会えるのも松島の魅力です!

古から月の名所としても知られ、仙台藩初代藩主・伊達政宗をはじめ、俳人・松島芭蕉や、アルベルト・アインシュタインなども、月見を目当てに松島を訪れたそうです。

天橋立 [京都府]

天橋立/京都府
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京都府宮津市にある「天橋立(あまのはしだて)」も、天下に名高き日本三景の一つ。全長約3.6km・幅約20~170mの砂州に、約6,700本もの松が生い茂るめずらしい地形で、何千年もの歳月をかけて自然が生み出した絶景です。

一筋の松並木が、海を分ける景観はまさに天に架かる橋のよう!その素晴らしさから、日本の白砂青松100選、日本の渚100選、日本の道100選、美しい日本の歴史的風土100選、日本の歴史公園100選…などなど、数多くの日本100選に名を連ねています。

展望所からの眺めはもちろん、天橋立の中を歩いたり、自転車や船に乗ったり、海水浴場で泳いだりと様々な楽しみ方ができるのも魅力ですね。

風光明媚な景観に見惚れる!

続いては、思わず時が経つのを忘れてしまうほど見入ってしまうような、美しい海岸の風景をピックアップしてみました!

雨晴海岸 [富山県]

雨晴海岸/富山県
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「雨晴海岸(あまはらしかいがん)」は、富山県高岡市北部にある海岸で、「日本の渚100選」「日本の白砂青松100選」にも選ばれています。

富山湾に浮かぶ、てっぺんに松の木が生えているシンボリックな岩「女岩(めいわ)」と、標高3,000メートル級の雪化粧した立山連峰が織りなす雄大な風景は、ここでしか見られない絶景です!

ちなみに、源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨にあい、晴れるのを待ったという「義経岩」があり、その伝説が「雨晴」という地名の由来になったと言われています。

三保の松原 [静岡県]

三保の松原/静岡県
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「三保松原(みほのまつばら)」は、静岡県静岡市の三保半島にある景勝地で、2013(平成25)年に富士山世界文化遺産の構成資産に登録されました。約5kmの海岸に約3万本もの松が生い茂り、この松林の一帯が「三保松原」と呼ばれています。

緑の松林に青い海、打ち寄せる白波、そしてその向こうに富士山がそびえる“絵になる絶景”は、歌川広重などの浮世絵をはじめ、古くから多くの文学や芸術の題材となってきたほどです!

また、中央付近にある「羽衣の松」は天女と地元の漁師の出会いを描いた「羽衣伝説」の舞台として知られ、毎年10月には三保羽衣薪能が開催されています。

英虞湾 [三重県]

英虞湾/三重県
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「英虞湾(あごわん)」は志摩半島の南部に位置する入海で、複雑に入り組んだリアス海岸が特徴です。2016年の伊勢志摩サミットの会場となった賢島をはじめ、無数に浮かぶさまざまな形の島や半島が、美しい海岸線をつくりだしています!

横山展望台や桐垣(きりがき)展望台などからは、英虞湾の美しい大パノラマを存分に楽しめ、写真撮影スポットとしても人気です。

また、真珠養殖の一大産地でもあり、発祥地としても有名で、真珠の取り出しやアクセサリー作り体験ができたり、海女(あま)さんによる伝統的な潜水実演を見学できたりもします。

桂浜 [高知県]

桂浜/高知県
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高知県を代表する観光名所「桂浜(かつらはま)」は、浦戸湾口、龍頭(りゅうず)岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸です。

岩に茂っている松林と砂浜、青い海がまるで箱庭のように調和する風景がじつに見事で、土佐民謡「よさこい節」で「月の名所は桂浜」と歌われているように、古来より月の名所としても知られています!

またこの一帯は「桂浜公園」となっていて、全国人気水族館ランキングで1位を獲得したこともある「桂浜水族館」や、坂本龍馬の生涯やその業績を伝える施設「坂本龍馬記念館」もあり、見逃せません。

浦富海岸 [鳥取県]

浦富海岸/鳥取県
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「浦富海岸(うらどめかいがん」)は、鳥取県岩美郡岩美町にある約15kmにわたるリアス海岸。日本海の荒波によってつくられた、断崖絶壁や洞門、洞窟、奇岩のダイナミックな地形が特徴で、かの文豪・島崎藤村も絶賛したという景勝地です。

海岸線沿いの約3kmの遊歩道からは、コバルトブルーの海と白い砂浜、緑色の松という絵に描いたような美しい風景を楽しめ、城原海岸付近から眺める夕陽もまた絶景です!

初夏から真夏にかけては、白イカが産卵のため岸に寄るため、海岸付近から白イカ漁の漁船が放つ「漁火(いさりび)」の幻想的な風景にも出会えます。

奇岩が続く、驚異的な景観!

続いては、特徴的な造形の「奇岩」がつくりだす景観に注目。大小様々な岩を眺めていると、いろいろ想像を搔き立てられますね!

仏ヶ浦 [青森県]

仏ヶ浦/青森県
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青森県下北半島西岸にある「仏ヶ浦(ほとけがうら)」は、約2kmにわたって白緑色の奇岩が続く、迫力満点の浜です!

長年の風雨と荒波に削り取られた岩は、仏像・仏具を想像させ、十三仏や観音岩、地蔵岩、極楽岩…などなど、仏教にちなんだ呼び名がついています。そして「仏ヶ浦」という名も、これに由来しています。

4~10月には佐井港から観光船が就航し、海上からしか見られない巨岩や断崖を楽しめるほか、5~7月頃にかけて運が良ければ、なんとイルカに出会えるそうです。

浄土ヶ浜 [岩手県]

浄土ヶ浜/岩手県
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岩手県宮古市にある「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」は、宮沢賢治も眺めたという三陸を代表する景勝地で、国の名勝にも指定されています。

海岸には鋭くとがった白い流紋岩がそそり立ち、岩肌の白と松の緑、海の群青とのコントラストは、見る者を驚きとともに魅了します!
ちなみに浄土ヶ浜という地名は、天和年間(1681〜1683)に宮古山常安寺の僧侶が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。

波もおだやかなので「日本の水浴場88選」や「日本の快水浴場百選(海の部特選)」にも選ばれ、海水浴の季節には多くの人で賑わいます。

笹川流れ [新潟県]

笹川流れ/新潟県
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「笹川流れ(ささがわながれ)」は、新潟県村上市にある海岸で、国指定の名勝および天然記念物となっています。11km続く海岸には、日本海の荒波の浸食によりできた奇岩、岩礁、洞窟など、変化に富んだ風景が広がります。

なかでも、笹川流れの景観を堪能するなら遊覧船がおすすめ!両手をついた恐竜の姿を連想させる「恐竜岩」など、海岸にそびえ立つ雄大な造形美は圧巻です。

また、笹川流れの中心にある眼鏡岩海岸には展望台があり、そこからは大きなライオンが片足を上げて頭を持ち上げたような姿を連想させる「雄獅子岩」や、遠くには粟島の姿も見えます。

橋杭岩 [和歌山県]

橋杭岩/和歌山県
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「橋杭岩(はしぐいいわ)」は、和歌山県東牟婁郡串本町にある奇岩群で、国の名勝および天然記念物に指定されています。

高さ約15mの大小40あまりの岩柱が約850mにわたって一直線に並び、この規則的に並びたつ様子が、橋の杭に似ていることからその名が付いたそうです。
とくに朝日が昇る瞬間は息をのむ美しさで、太陽の光が岩と海を黄金色に染め、幻想的な光景が広がります。

また、橋杭岩周辺は世界的にも希少な鳥類である「ウチヤマセンニュウ」の繁殖地でもあります。

ダイナミックな断崖絶壁!

こちらでは、ズバリ「崖」に注目。切り立った断崖が大きくそびえ立つ姿は、驚きとともに見る者を圧倒します!

北山崎 [岩手県]

北山崎/岩手県
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岩手県下閉伊郡田野畑村北山にある「北山崎(きたやまざき)」は、高さ約200mの大断崖が約8kmにわたって続く景勝地です。

海にせり出す展望台からの眺望は、まさに遮るもののない息を呑むほどの素晴らしさ。また、階段で崖下まで降りることもでき、海面と同じくらいのところから断崖を見上げる絶景もまた格別です!

ちなみに北山崎ビジターセンターの裏手には、高山植物のシロバナシャクナゲが群生する散策コースがあり、6月上旬〜7月上旬にかけて、白く美しい花々を見ることもできます。

屏風ヶ浦 [千葉県]

屛風ヶ浦/千葉県
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「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」は銚子市から旭市の刑部岬までの約10kmにわたり、40~50mの露岩の崖が続く景勝地で、国の名勝と天然記念物に指定されています。

地面が切り取られたかのように切り立った断崖は、ドーバー海峡の「ホワイト・クリフ」に似ていることから“東洋のドーバー”と呼ばれるほか、アメリカの「グランドキャニオン」のようだと言われることもあります!

この特徴的な地形による珍しい景観は、江戸時代から名所図会などの出版物に取り上げられ、あの歌川広重の『六十余州名所図会』にも描かれています。

東尋坊 [福井県]

東尋坊/福井県
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福井県坂井市三国町安島にある「東尋坊(とうじんぼう)」は、絶壁に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国指定の名勝で、東尋坊先端に浮かぶ雄島とともに、日本の天然記念物に指定されています。

約1kmにわたり豪快な断崖が広がる大規模な柱状節理は、世界で3か所ほどしかないそうで、地質学的にも大変貴重な場所となっています!

また夕陽の名所としても知られ、太陽が水平線に沈む際に数秒だけ緑色に光る「グリーンフラッシュ」という現象を見ることができるスポットとしても人気です。(ただし、グリーンフラッシュが見られるのは年に数回程度だそうです)

国賀海岸 摩天崖 [島根県]

国賀海岸 摩天崖/島根県
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隠岐諸島の西ノ島北西部に位置する「国賀海岸(くにがかいがん)」は、ユネスコ世界ジオパークにも登録された、隠岐を代表するダイナミックな景勝地。日本海の激しい海食作用を受け、東西約7kmにわたって大断崖や奇岩がそそり立ちます。

なかでも圧巻なのは「摩天崖(まてんがい)」で、ナイフで垂直に切り取ったような高さ257mの大絶壁は、海蝕崖では日本一の高さを誇ります!

このほか、アーチ状の岩の架け橋「通天橋」や、長さ200mにおよぶ天然のトンネル「明暗(あけくれ)の岩屋」、荒々しい玄武岩の岩肌をみせる断崖「鬼が城」など、様々な名前が付いた奇岩・奇石の数々を見ることができます。

幻想的・ロマンチックな景観!

続いては、海辺でみられる幻想的・ロマンチックな景観に注目。ちょっと違う世界に行ったような、非日常感がたまりませんね!

エンジェルロード [香川県]

エンジェルロード/香川県
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香川県小豆郡土庄町にある「エンジェルロード」は、1日2回、干潮時に海の中から現れる砂の道で、“天使の散歩道”とも呼ばれています。

大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うといわれ、デートスポットとしても有名で、手前の弁天島にある「約束の丘展望台」から、エンジェルロードを背景に「幸せの鐘」を鳴らすこともできます!

また、『ぼくとママの黄色い自転車』『瀬戸内海賊物語』などの映画のロケ地にもなったことでも知られています。

父母ヶ浜 [香川県]

父母ヶ浜/香川県
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香川県三豊市の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」は、約1kmのロングビーチを誇る海水浴場です 。潮が引いた干潮時の夕暮れどきには、海面がまるで鏡のように空を映しだす絶景に出会えます!

その光景がまさに南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のようだと、SNSなどのメディアで話題になったことで一躍有名に。今ではこの絶景を目当てに、全国から多くの人が訪れます。

ちなみに、周辺にはカフェなどの施設も充実しているので、夕暮れのベストタイムになるまで待っている時間も楽しく過ごせます。

御輿来海岸 [熊本県]

御輿来海岸/熊本県
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熊本県宇土市の「御輿来海岸(おこしきかいがん)」は、干潮と満潮の差の激しさが生み出す有明海の絶景スポットで、「日本の渚100選」「日本の夕陽百選」にも指定されています。

有明海は干満の差が激しく、潮が引いた海岸の砂地には、風と波によって、幾重にも重なる三日月型の模様が!干潟と夕陽が重なるとオレンジ色、日の入り前後ではパープルに、さらに日中はシルバー、満月の夜はゴールドへと色鮮やかに変化します。

また、この御輿来海岸の美しさは古くから知られていて、ヤマトタケルノミコトの父・景行天皇が九州を巡航したときに、この海岸の景色の美しさに見とれ、御輿(=天皇が乗られていたかご)を止めたという伝説がその名の由来になっているそうです。

願いが叶うクルスの海 [宮崎県]

願いが叶うクルスの海/宮崎県
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宮崎県日向市細島にある「クルスの海」は巨大な岩礁が波の侵食によって、東西約200m・南北約220mにわたって裂け、上から見ると十字形(クルス)をしていることから、こう名付けられました。

また、十字形の岩礁と隣接する岩が「叶」の文字に見えることから、“願いが叶うパワースポット”としても有名で、とくに波が穏やかな時は「クルス」をはっきり見ることができるそうです!

ちなみに展望所には、人々が互いを想い合う姿を表現したという「願いが叶うクルスの鐘」があり、鐘をならすことで大切な人との絆が深まったり、心が清められるなどといわれ、多くの人が訪れています。

鮮やかなブルーに輝く、沖縄の海!

続いては、エメラルドグリーンやターコイズブルーの海が広がり、これぞ「南国の楽園」といえる美しい砂浜風景です!

川平湾 [沖縄県]

川平湾/沖縄県
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「川平湾(かびらわん)」は石垣島を代表する観光名所の一つで、国指定の名勝にも指定されています。

純白のビーチに、「カビラブルー」とも呼ばれる青く透き通った海、そして小さな島々がつくりだした風景は、まさにこの世の楽園と言っても過言ではなく、あの「ミシュラン・グリーンガイド」においても堂々の三ツ星評価を受けたほどです!

ちなみに川平湾は遊泳禁止とのことで、グラスボートで水中観測するのが定番。船底のガラス越しに、色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚、運が良ければウミガメにも出会えます。

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