全領域異常解決室|豊玉神社、稲荷山神社のロケ地はどこ!?

波除神社

藤原竜也さんが主演を務める、フジテレビ系・2024年秋ドラマ『全領域異常解決室』。毎話、さまざまな超常現象や伝承などをテーマとしたミステリアスなストーリーが展開され、どんなふうに事件が解決されるのか見入ってしまいますよね!

今回は、ドラマでたびたび登場し、気になっている人も多いと思われる2つの神社「稲荷山神社」「豊玉神社」について、ロケ地/撮影場所となったのはどこなのか?リサーチしてみました!

※情報が古くなっている場合や、一部正しくない場合がございます。あくまでエンタメ記事としてご了承ください。

話題のロケ地①:牛天神 北野神社(東京都文京区)

第1話などで「全領域異常解決室」のビル付近にある<稲荷山神社>として登場するのが、東京都文京区にある『牛天神 北野神社』。1184年(元暦元年)源頼朝により創建され、願いが叶う「撫で岩(ねがい牛)」発祥の神社として知られています。

鎌倉時代、源頼朝が奥州へ東征の途中に、この地にあった岩に腰掛けて休息したとの言い伝えがあり、なんとその時、牛に乗った菅原道真が夢に現れて「二つの喜びがある」と告げたそうで、翌年、実際にそのとおりになったことから、頼朝がこの岩を祀り、それが「撫で岩(ねがい牛)」」の発祥といわれています。

以来、「撫で岩」を撫でると願いが叶うと信じられ、令和の今日まで多くの人々に信仰されています。このほか、境内には、真剣に心をこめてお願いすると必ず願いが叶うといわれる、樹齢100年超の木斛(もっこく)もあります。

話題のロケ地②:波除神社(東京都中央区)

ドラマで豊玉妃花(とよたま ひめか)が巫女をしている<豊玉神社>として登場するのは、東京都中央区・築地にある『波除神社』。倉稲魂命(うかのみたまのみこと)を祭神とする稲荷神社のひとつです。

江戸時代、明暦の大火後、築地の埋め立ての際、堤防を築いても築いても何度も激波が押し寄せ、工事は困難を極めたそうです。そんなある夜に、海面に光を放つ稲荷大神の御神体が現れ、「稲荷大神」として盛大に祀ると、それからというもの波風がぴたりとおさまり、工事が順調に進み、1659年(万治2年)に無事工事が完了したとのこと。

以来、「災難を除き、波を乗り切る」波除稲荷として、厄除け・災難除け・商売繁盛などの御利益で親しまれています。

また人々は、「稲荷大神」を尊敬の気持ちをもって“波除”と呼び、雲を従える龍、風を従える虎、ひと声で万物を威伏させる獅子の巨大な頭を奉納し、これを担いで回ったのが毎年6月に開催されている夏越し大祭「つきじ獅子祭」のはじまりだといわれています。

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