2024年・秋ドラマでもとくに注目度が高く、いろいろと話題になっている『海に眠るダイヤモンド』。様々な考察がおこなわれているストーリーや人物設定だけでなく、物語を彩っている背景の場所にも注目が集まっていますね!
今回は、第1話から何度か登場している気になる「海底炭鉱」の坑道のシーンについて、ロケ地/撮影場所となった鉱山はいったいどこなのか?リサーチしてみました!
※情報が古くなっている場合や、一部正しくない場合がございます。あくまでエンタメ記事としてご了承ください。
話題のロケ地:明延鉱山(兵庫県養父市)
主人公・荒木鉄平(神木隆之介)の兄である「進平(斎藤工)」や、父である「一平(國村隼)」たちの仕事場となっている海底炭鉱。ドラマ内でも、危険と隣り合わせな過酷な労働現場として描写されていますね!
❁ 10月期日曜劇場 #海に眠るダイヤモンド ❁
— 10月期日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』【公式】 (@umininemuru_tbs) October 18, 2024
【 初回放送まで あと𝟐日! 】
🔹𝟏𝟎/𝟐𝟎(日) 𝟐𝟏:𝟎𝟎 𝐒𝐓𝐀𝐑𝐓🔹
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そんな、印象的なシーンのロケ地(撮影現場)とされるのが、兵庫県養父市にある『明延(あけのべ)鉱山』。
スズや銅、亜鉛、タングステンなど、多くの種類の非鉄金属鉱脈をもつ鉱山の跡地で、その歴史はとても古く、なんと奈良時代に東大寺の大仏鋳造のために産出した銅を献上したといった逸話も伝えられているらしいです!
明治期からは近代的な鉱山として発展し、昭和にかけてピーク期には鉱山関係の人口が4000人以上にもなり、病院や商店、娯楽施設などの施設も周辺にできたそうです。やがて時代の流れもあって1987年に閉山、現在は国指定の近代産業遺産になっています。
「明延鉱山」のココが魅力!
一番の見どころは、やっぱり「坑道跡見学(探検坑道)」。
ありし日の明延鉱山を体感できる約650mの見学コースが設けられ、坑内には閉山まで使用されていた削岩機、車両系の機械などを展示しているほか、往時の姿をしのばせる坑跡を目の前で見ることができるそうです!
また「一円電車(正式名称:明神電車)」も有名で、かつて日本一のスズ鉱山だった明延鉱山から、東洋一の選鉱場と呼ばれた神子畑選鉱場までの約6キロを走っていた鉱山鉄道です。
鉱石運搬の合間には、乗車賃1円で従業員や町の人が利用できたことから「一円電車」という愛称で親しまれ、1985年まで運行していました。
その後、2010年に鉱山社宅跡に敷設された70mの軌道の「一円電車明延線」として復活、現在まで体験乗車会がたびたび開催されています。
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